もし世界の裏 離れても 途絶えない絆 感じて

すごく個人的なことだけどこの気持ちを忘れたくないので長々と書いてしまいました。職場の、だいすきな同期のこと。
入社したとき40人いた同期は、今月までにもう3人がやめてしまいました。誰かがやめるたび、悲しかったり悔しかったりしてた。もうこんな思いしたくないなぁていつも思ってた。でも、昨日もう寝ようかとうとうとしてたときにケータイに着信があって、来月また1人やめることを知らされました。

眠い頭で聞いてたからなのか信じたくないからなのか、どうしても自分のなかに彼がやめるという事実がおちてこなくて、電話しながら何度も「そっか、やめちゃうんだあ」て口に出した。「あいちゃんには早く言わなきゃなあと思ってたんやけど」て言われてその優しさにぐっときたんやけど、続けて「あいちゃんは友達やから。これからも会えるんやから大丈夫」ていわれて思わず泣きそうになった。

仕事柄、同期といっても年齢はばらばらで、末っ子のあたしと最年長のひととでは10個くらい違って。電話をくれた彼は6つ離れてるんやけど、とにかく話しやすいひとで、プライベートでつらいときにもしょっちゅう電話をかけてた。深夜でも付き合ってくれるようなひと。あたしがしばらく電話せずにいたら「あいちゃん最近は落ち着いてるんやね」て笑ってくれるようなひと。同期はみんな仲良しだけど、彼とはその中でも特に仲良しだったから、先輩から「つきあってるの?」て言われるくらいだった。いつも否定してたけど(ほんとにつきあってないし 笑)、そういうやりとりもなくなっちゃうんだなあ。

タイトルは、かつんのふぁらうぇいの一節です。今朝 車に乗ったらたまたまこれが流れて、自分の気持ちにちかすぎて何度もリピートした。「心は知ってた きみが旅立つ日を」ていうフレーズもあるんやけど、あたしも薄々かんじてはいました。休職か、退職するんやろうなぁて。少しはこころの準備もしていたのに、やっぱりつらくて。でも、彼もきっとたくさん考えて決めたんやろうし、他でもない彼自身の人生なのであたしは口をだす気なんてぜんぜんなくて、ただ彼に待っている未来が明るいものでありますようにと願うばかりです。同じ職場にいられる残り1か月を、大切に大切にしようと思うよ。